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場所の記憶を磨く

山手線の全駅を時計回りや反時計回りで暗唱したり、円周率を100桁まで覚えるのは脳の訓練になりますから、その点ではいいのですが、データ自体は、日常でそんなに役に立つものではありません。実用的な記憶術というのは全てのデータを丸暗記で覚えておくことではなくて、価値のある情報を連想しながら思い出せるように準備しておくこととなります。

ネットで検索すればすぐにわかるようなデータを正確に覚えておくよりも、「そういえばこんな事例があった」というようにその存在を連想できるようにしておく方が社会人的な立場からでしたら現実的となるでしょう。「記憶の場所」はその場所にデータを置くことよりも、そのデータの存在を連想させる鍵を用意しておく方が、はるかに役立つ場合が多くなります。

つまり「記憶の場所」に置くのは全てのデータではなく、記憶を呼び戻すための連想の鍵だけというわけです。実際にこの方法を実用的にするためには、連想法や物語法など自分に適した方法もミックスさせて多くの記憶につながるようにするのがポイントとなります。この記憶にも量の限界があるかもしれませんが、そんな時はより強いイメージで記憶の上書きを行う癖をつけてみてください。それは意識的に忘れることの方が難しいからです。

 

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